トイレの位置と尿検査
クリニックではトイレの位置は重要です。
検尿する施設では、尿カップと他の患者動線が交差しない方が良いです。
そうするとトイレに検体検査の小窓がつく事になるのですが。
トイレに尿カップ置き場があるデメリット
トイレに尿カップ置き場があることは、流れが非常に合理的のように思えます。
尿の入ったカップをわざわざ待合を通って運ばずに良いということですよね。
でも、デメリットもあるんです。
トイレに尿カップ置き場があると、検体検査する部屋との壁がなくなり、
小窓が閉めれても検査室の声は漏れてしまいます。
そこが事務室や処置室とつながっている時は、職員の雑談がトイレに聞こえる事もあります。
トイレ小窓のポイント
- トイレに尿カップ置き場があるということは、小窓を通して職員の声がトイレに筒抜けになることを知っておこう
尿カップを持って待合を歩きたくないです
助手ちゃん
ごま氏
トイレに小窓をつくるなら、職員のモラルが大切だよ
トイレに職員の声 聞こえるからね
トイレは入口の手前? 奥?
これもよくある質問なのですが、奥の方が良いです。
手前だと正面側の窓の面積を減らすことになるからです。
トイレで大切なのは、扉を開けた時に中が見えないようにすることです。
余談ですが、正面側の窓は広く取りましょう。
病院に入りやすくなり、広く見えます。
また窓が大きいと暑いので白めのロールカーテンも備えた方がいいです。
開けた時にトイレが見えるのはイヤよ
助手ちゃん
ごま氏
屈曲させた作りにするか、手洗いスペースを設置するかだね
まとめ
- 尿カップが受付を通らないようなトイレの位置を考える
- スタッフ側の部屋とトイレを小窓でつなぐ時は、スタッフの声がトイレに聞こえる事を知っておく
- 扉を開けた時にトイレの中が見えないように工夫を
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