新規開業の院長の強みは、"令和時代の問題解決能力"
新規クリニックは、老舗クリニックの中に建つ事になります。
新規クリニックは、老舗とどうやって戦えば良いのでしょう。
目次
新規クリニックは気合いが違う
- 自分で新しくすべてを創っていく院長は、気合とアイデアが違います
- 新規開業の院長の強みは、"令和時代の問題解決能力" です
10年、20年前ならまだしも、令和の時代には、古い体質のクリニックはどんどん置いてけぼりを喰らいます。
令和の新規開業医は、新しい診療報酬制度、新しい時流、新しいテクノロジー、新しいトレンドについていける問題解決能力を備えています。
令和の新規開業医の強みは令和時代の問題解決能力
- デジタルネイティブ、SNS世代の令和院長の問題解決能力は、開業後の成長率が違います
既存のクリニックも二代目院長が地元に凱旋帰国
- 新規開業が調子が良い時に、近隣のおじいちゃん先生を助けに二代目が帰ってきます
- 患者数を持った状態で、若先生がヘルプで入ります
- "強くてニューゲーム" 状態です
新規クリニックばかりが若いのではなく、近隣のクリニックも二代目が続々と地元に帰ってきます。
若さで言えば同世代です。
パッと見は、既に建物もスタッフも揃っている状態で継承できるのでうらやましいですが。
二代目は、実は、新規クリニックにはない悩みを抱えています。
二代目は最新の技術を持って凱旋
- 二代目が既存のスタイルを壊してからが本気モード
- 建物まで新しくすると、もう強敵です
二代目の院長は1回モメる
- 既存のスタッフまたは院長(父)と少なからず必ずモメます
二代目の院長は、新しい知識・技術・診療スタイルを持っています。
それゆえに古い体質の既存メンバーと必ず衝突があるのです。
二代目はスタッフと揉めやすい
- 既存のおばちゃん事務員、おばちゃん看護師とよく揉めます
- そして、既存のスタッフの退職率が高いです
- お父さん先生と揉めるともう最悪です
二代目の急所は "建物がボロいこと"
- 二代目はクリニックがボロボロです
- 同じ診療内容なら、実は新規クリニックに新規患者が流れます
ちょっと前の時代なら、二代目先生・若先生と言えば、そのままのクリニックの地盤を引き継いでいましたが。
今はクリニックが乱立した戦国時代です。
老舗クリニックは建物がボロいので、その点では新規クリニックに見劣りします。
特に都会では、患者さんは新しいクリニックに行きがちです。
都会は新しいクリニックを好む
- めちゃめちゃ田舎だと、ちょっと古いくらいのクリニックが安心される傾向あり
- "ちょっと古い" の定義は5~10年くらいと思います
建物を立て直した二代目は強い
- 元々、資金力があるので、結構良い建物が建ちます
- 田舎なら、建物だけで2億かけるクリニックもあります
二代目が本当に力を発揮するのは、建物を作り直した時です。
しかし、その時は、資金力も減り、二代目も人生にレバレッジがかかっています。
二代目以降はマネーリテラシーが低い事が多い
- 経営者の息子は、マネーリテラシーが低い事が多い
- 医者の息子は、その傾向が特に顕著
二代目は、借金をして初めてマネーリテラシーがついてきます。
借金をした二代目は強い
- 逆に言うと、今までの内部留保だけでやっている二代目は油断してOK
まとめ
- 新規開業医の強みは、令和時代の問題解決能力
- 二代目は借金して建物を作り直してからが勝負
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