AGA 男性型脱毛症

AGAの治療方針

<使用を控えるべき人>

 ・女性にはAGA薬は使用できない!!(エストラジオール増加で乳がんなどの発がん性が異常に高まるため)

 ・円形脱毛症には無効である

 ・抗がん剤副作用の脱毛には無効である。

 ・前立腺がんには投与を控える(PSAが半減するため追跡できなくなる)

<AGA薬 無効時の治療>

<AGA薬の歴史>

 1999年 リアップ(ミノキシジル ローション)が発売。 飲み薬は、2005年 プロペシアが一番初めに出た。その次に、2015年にザガーロが発売。 内服は2種類しかない。 内服治療を行っても、外用薬治療は併用した方が良い。 外用薬は、5%ミノキシジル外用。

 さらなる治療としては、LED照射と、毛髪の移植(後頭部からの毛包単位移植術)がある。

<プロペシアとザガーロの機序と効果>

 男性ホルモンのテストステロンが、最強男性ホルモンのジヒドロテストステロン(DHT)に化けるのを阻害する効果がある。また、同時にエストラジオール(最強女性ホルモン、いわゆるE2)も増やす効果を併せ持つ。

 脱毛部分は10%増毛するが、満足度は10%程度しか上がらない。また男性機能低下のため、性欲減退、女性化乳房、うつ、自殺、認知機能障害などを生じ得る。 またプロペシア/ザガーロで前立腺がんの発生率が増えるのではないかという話もある。

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