目次
爆益クリニックになるたった1つの方法とは?
- 複数の部屋をつくる"歯科診療方式"、これしかありません!
開業前のみなさん、歯科診療方式を学びましょう。
「歯科診療方式を学ぶ」と言っても。
歯医者さんに弟子入りするわけではありません。
令和時代の開業は、歯科診療方式を導入せずに収益化するクリニックを作るのは難しいです。
歯科診療方式は、爆益クリニックの基本形
- 令和時代にクリニック経営で爆益を上げるには、歯科診療方式しかありません
- 特別な治療や手術ができない外来診察のみのクリニックなら、効率よく患者診察数を増やすしかありません
- それぞれの部屋は小さくてもOK
- クラークが隣に入れる程度のスペースは必要
- 電子カルテは1部屋につき2台ずつ必要
クラーク用とドクター用の2台です
- クラークは新卒の方が覚えられる
- 必要な事だけできるようにすればOK
- 問診・情報収集
- 困りごとを聞く
- 残薬確認
- 薬が効いているかチェック
- クラークが診療の大部分を済ませています
- ドクターは最後に少し話をするだけでOK
- 次の部屋に移動しても既に診察の大部分が
スタッフによって終わっています - 患者さんの待ち時間も短く満足度も高い
- 患者満足度up(=診療が濃厚になる)
- 待ち時間の短縮化
歯医者さんって、歯科衛生士さんに歯石を丁寧に取ってもらうだけでとても満足しますよね。先生は最後にちょこちょこっと見るだけ。
つまり、その感じが効率的に収益が上がりやすい診療方法なんです。
歯科診療方式のデメリット
- 歯科診療方式は経費がかかる
- でも医者を1人雇用する事に比べたら、そのデメリットはとても小さい
歯科診療方式のデメリットは間違いなく「経費面」です。
円滑な歯科診療方式を行うには、診察室の数だけのスタッフ数が必要です。
また、電子カルテの台数も(部屋の数)x2台、が必要になります。
- 歯科診療方式は、電子カルテが2倍必要
- 歯科診療方式は、クラークが2倍必要
- それでも医者1人を確保するよりはラクだし安い
歯科診療方式で成功したら、いよいよ常勤ドクターを雇用する
歯科診療方式をやるなら最終的に、「流行ってドクターが複数人いるクリニック」を目指していくことになります。
つまり開業した先生ご自身は、「経営者・理事長」として最終的に自ら診療することが少なくなってくる可能性がある開業の方法となります。
しかし、そのためには経費面で、電子カルテがその分必要な点、増えた電子カルテの分までの保守料が必要になる点、診療クラークの人件費が必要になる点、を考慮していきましょう。
そして、あまりにも患者数が増えてきたら、それがいよいよドクターを新規に雇用する瞬間が訪れるのです。
助手ちゃん
ごま氏
スタッフが1対1で患者さんに丁寧に対応
- 医者以外でも、スタッフが患者さんとじっくり話ができている事で患者満足度がup
- スタッフの接遇がすべて
1人の医療スタッフがどれだけ丁寧に診療補助をするかがポイントです。
先生は最後にちょっと出てきて話をまとめ上げます。このやり方は診察がとても早いです。
はっきり言って、患者さんが増えてくると効率化を求めます。そして、患者さん側も効率化を求めています。
なぜなら、待ち時間も少なくなるからです。
例えば。
コンビニのレジでも、新幹線の緑の窓口でも、窓口がいっぱいあると早く進みますよね。
コンビニレジも、みどりの窓口でも、効率が悪そうに見えると待ち時間が余計に長く感じますよね。
1人の医療スタッフがどれだけ丁寧に診療補助をするかがポイント
助手ちゃん
ごま氏
ドクターの診察時間が短くても満足度が高まる工夫が「歯科診療方式」なんだよね
複数の診察室を用意する
歯科診療方式を達成するために必要なものは、複数の診察室です。
医者ひとりで開業するなら、大きな診察室が2つあるよりも、小さな診察室が3つある方が効率よく患者さんを診察できます。
診察が早い先生なら、ドクター1人に対して診察室4つあってもいいです。
自分も、開業前に戻れるんなら、診察室4つ欲しかったと、切実に思っています。
診察室2つしか作っていないと、患者さんがめちゃくちゃ増えても、バイト医師を雇用する部屋がなくなる、ということになります。
ポイントは複数の診察室
- 歯科診療方式を達成するために必要なものは、複数の診察室
- ドクター1人に対して、診察室3つ作っておけば後悔はしない
- ドクター1人に対して、診察室2つでは、あとで後悔するかもしれない(バイト医師を雇用する部屋が用意できないため)
助手ちゃん
ごま氏
当院は医者は自分ひとりだけど、診察室は4つ欲しかったなあ
歯科診療方式のレイアウト
- 診察室の裏動線(スタッフ動線)でドクターが忙しく動くのが理想的です。
ごま氏
それぞれの診察室にはクラークと患者さんがいて、一通りの話を既に終わってるようになっていると良いね
開業当初は部屋が余る
- 歯科診療方式は、開業当初は部屋が余ります
- 余った部屋は、相談室として活用すればOK
部屋数の多い設計にデメリットは、部屋が余るリスクです。
立ち上げ当初は、確かに部屋が余りがちです。
しかし、丁寧に診察していれば次第に患者さんが増えます。
その時に待合で待つよりも、診察室に早めに呼ばれた方が「待った感」は少ないです。
生活習慣病の月1通院は会話がなくなる
月1通院のマンネリ化を、クラークとの会話で和ませましょう。
最終的に月1の生活習慣病通院、つまり降圧薬を処方するだけ、となった時に、毎月の会話が特にありません。
そういう時こそ、ドクターの診療の前にその部屋で会話して、最近の困りごとを引き出したり、体重測定をしたり、握力測定をしたり、をすることで満足度が上がってきます。
介護保険の主治医意見書作成の問診部屋に活用
余った部屋で、看護師と分業して主治医意見書を効率的に作りましょう。
介護保険の主治医意見書は、なるべく看護師に下書きしてもらうのが効率的です。
主治医意見書の作成のためには、家族からの詳細な問診が必要です。
その空いている診察室を使って、普段の生活の様子の聞き込みをしてもらうようにしていきましょう。
助手ちゃん
ごま氏
クラークをトレーニングしよう!
- クラークが優秀だと、どの医者でも同レベルの診療ができます
- バイトの先生が入りやすいです
歯科診療方式を円滑に実施するためには、その診察室に付いているクラークのトレーニングが必須です。
極端に言えば、クラークがミニドクターのような状態になり、主訴を見ればマネージメントがわかるようになっています。
また、薬も何が処方されるのか、わかるようになっています。
そうすると、診療が圧倒的に早くなります。
そうすると、患者さんも診療内容が濃い割に待つ時間も少ないため、お得感があり満足度が上がります。
そうすると、クチコミで患者さんが患者さんを呼び、ゆっくりとゆっくりと患者さんが増えていきます。
そうすると、結局ドクターひとりでは回しきれない患者数になってくるかもしれません。
そういう時に、新しいドクターを迎える瞬間が訪れると思います。
これが先生がすべてのことを行っているクリニックで患者数が増えて、ドクターを一人追加補充しても、診察スタイルの違いから患者さんが離れていくことも考えられます。
歯科診療方式でクラークトレーニングもされていれば、クラークがある程度、院長の人気のある診療スタイルを知っているため、もうひとりの先生が診療や電子カルテに不慣れであってもスムーズに、似たような診療をすることができます。
歯科診療方式はこのように拡張性もあり、収益化の可能性を秘めた診療方法なのです。
助手ちゃん
ごま氏
まとめ
- 歯科診療方式ができる部屋を準備することが失敗しないクリニック設計のポイント
- はじめは使っていない部屋も、介護保険の相談室として使える
- 診察室に付くクラークが診療に慣れてしまうと診療スピードがどんどん上がり、もうひとりのドクターが迎えやすくなる
- 診察室のクラークは意外と新卒が良い
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