クリニックのリハビリの目的はズバリ「疼痛緩和」です。
つまり、痛み・しびれ に対してリハビリをするという考えです。
- クリニックでのリハビリは、痛みしびれの改善が目的
- 筋力増強や歩行改善が目的ではない事が圧倒的に多い
クリニックのリハビリは意外と勤務医には知られていません。
むしろ患者さんの方がよく知っています。
クリニックのリハビリは通院頻度が上がる
大きめの病院の勤務医の先生はあまりイメージがないかもしれませんが、クリニックの通院リハは毎日でも通院する患者さんは多いです。
大きな病院は外来リハビリはやっていません。
リハビリのイメージといえば、大腿骨頚部骨折や脳卒中後の回復期リハビリではないでしょうか。
多くの患者さんは電気治療だけで通院します。
電気治療は、「物理療法」と言い、20分1000円がだいたいの目安です。
3割負担なら300円、1割なら100円払って帰ります。
助手ちゃん
ごま氏
リハビリで痛みしびれが良くなるの?
良くなります。長く通院しているので自然と良くなったのかもしれませんが、少なくとも患者さんは「○○クリニックのリハビリに通って良くなった」と言います。
実際、リハビリ直後は体がラクになる人が多いので、実際リハビリで痛みしびれが良くなっているんだと思います。
助手ちゃん
ごま氏
介護保険があるとリハビリできない!
介護保険を持っているとクリニックのリハビリができないです。車いすくらいの方は実際にはリハビリには来れません。
介護保険を利用していない、自力で歩ける元気な方がリハビリの対象です。
とすると、麻痺を良くするようなリハビリはクリニックでは行わない事になります。
クリニックでリハビリをするなら45平米以上の部屋を
リハビリ室が45平米以上あれば、将来的に理学療法士を配置して運動器リハビリテーションⅡが算定できます。
運動器リハⅡは、20分2000円が算定できます。
その分もちろん療法士の給与(月31万程度)かかりますが、薄利多売で少しずつ利を重ねていくしかありません。
保険診療を地道に積んでいきましょう。
まとめ
- クリニックのリハビリは痛みとしびれの改善を目的としている
- 保険点数では、20分で約2000円
- 介護保険のある人はクリニックのリハビリができない
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