【クリニック立地2019】都市部で開業するべき最大の理由

都市部で開業するべき最大の理由

お金持ちは、大した診療内容でなくとも、売り方が上手だと、高い料金でも満足して払ってもらえます。

普通の保険診療でやっている事を、こだわってやっていたり、サービスが良いように広告するだけで良いのです。

正直、不思議ですが、それが制限の多い今の保険診療から生まれた収益化の方法なのです。

クリニックの儲け方は２つだけ

"全体の預金額の少ない田舎" で開業することは、お金持ちからの自由診療分を捨てている事と同義です。

"保険診療の外来" だけでは余裕のある経営は困難

普通の診療だけでお金持ちになるには、「他のクリニックよりもたくさんの患者さんを集めればいいんでしょ」って思うかもしれません。

でも、他のクリニックよりも集患するのはとても難しいです。

そして、仮にたくさん集患できたとしても、外来単価は安すぎて、めちゃめちゃ忙しくても儲かりません。

患者さんをいっぱい診ても、普通のクリニックなら半日の売り上げは約２０万です。

患者単価の高いクリニックでも、せいぜい、半日５０万が限界です。でもその時は、１００人近く診察しているはずです。

めちゃくちゃ疲れますし、これが毎日続くわけです。

単価を上げるには、２つの方法しかない

"特別な治療" とは、指導医クラスがやっているレベルの高い治療です。手術や透析などです。手術や透析は、保険点数が高い、コスパの良い診療です。

しかし、これらの "特別な治療" には治療リスクがそれなりに伴います。クリニックで行った時になにかの医療事故があったら大変です。

それよりも、AGA治療や、ED治療、ビタミン点滴、などの、医師免許があれば誰でもできそうな診療を、上手に宣伝した方がリスクなく安全に、ラクに稼げます。

さらに、"ちょっと訓練すればできるくらいの治療" ができれば無双状態です。

そして、"レベルの高い診療" を、サービスを向上させて都市部で自由診療として行った際には、とんでもない破壊力になります。

例えば、痔の手術や、静脈瘤のレーザー手術、美容外科、などです。

難しい自由診療をやる必要はない

"自由診療なんて、そんな技術ありません・・・" って思うドクターは多いと思います。

でも、マジメに研修医やレジデント生活を過ごせば、キチンと一通り診察する実力はあるはずです。

そのくらいの診療能力でOKです。

あとは診察時間をしっかり確保したり、話をじっくり聞いたり、スタッフが複数人付く体制をつけたり、ちょっとした工夫をするだけで、立派な自由診療になります。

"体調を崩したお金持ちの患者さん" と共鳴できれば、そこからどんどん資金移動できます。

田舎でがんばっても儲からない

田舎でせっせと大勢の患者さんを集めても、自費診療は売り上がりません。

田舎でやるなら相当な薄利でやらないと、患者さんは払うだけの余裕がありません。

一方、都市部では、信じられないくらいの突き抜けた富豪が大勢います。

そんな富豪の悩みは、自分たちの求めるレベルのサービスをしてくれる医療がないことなのです。

でもお金持ちが求めるその医療レベルは、決して手が届かない程の高いレベルではないのです。

大きな病院でマジメに研修してきた先生の診療を、待ち時間なく、他の患者さんがいない状況で行えれば、もう満足なのです。

お金持ちは、患者さんの多いところで待つだけでイヤなのです。

"待ち時間がない" だけでも、突き抜けたお金持ちなら高額の料金を払ってくれるのです。

局麻をこだわっただけで都市部では無双

こだわりをアピールできれば、何でもアリなんです。

正直、大した事やってません。

でもお金持ちは集まってくるし、満足して高額の医療費を支払ってくれます。

お金持ち界隈のカリスマドクターになろう

また、お金持ちは、普通の診療でも、ちょっとお金を出してスタッフ全員が自分に付くなら、お金を出します。

体調が良くない場合は、お金持ちはとことん医療にお金をかけます。