【2020まとめ】CT MRI メーカーはどれがいい?【経営的な視点から】

医療画像の機械と言えば、下記の5つがあります。

  • レントゲン
  • エコー
  • CT
  • MRI
  • 血管撮影装置

 

結論①: 選ぶ基準は、「長持ちするか」と「コスト」

  • 長持ちするかどうか、はわかりません
  • 結局コストが勝負です
  • 特に、年間メンテで差がつきます

 

機械を選ぶ基準は、確実にコストです

 

コストを追求すると、

壊れて途中で買い替える

というのは大きなペナルティです。

 

かと言って、

 

・丈夫かどうか、

・15年後も無事に動いているか、

 

は、買う時には全くわかりません。

 

これはコストを意識してのことなので、

せめて買うときに予想できる、

"ランニングコスト"

だけは、きちんと交渉しましょう。

 

 

 

 

結論②:クリニックなら日立製!

  • 開業なら日立製がバランスが良いです
  • 日立製は値段も比較的安く、操作性が良いです。

 

 

 

また、使い勝手の面からは操作が日本語の国産メーカーが1番良いです。

 

 

結論、開業なら日立がバランスが良いです値段も比較的安く、操作性が良いです。

 

 

  • MRI と血管撮影は シーメンス がベスト
  • CT はGE が画質が良い
  • 使い勝手は国産メーカー、特に日立

 

結論③: 画質は決してこだわってはいけない

  • 画質は交渉カードとしてメーカーに話題を振るだけです
  • 本音では、まったく気にしていません

 

クリニックの経営者は、

画質にこだわっていては収益化はできません。

 

 

確かに、

 

MRIはシーメンス,

血管撮影装置もシーメンス、

CTはGE、

 

が1番画質が良いです(主観)。

 

 

が、これは主観なので、人によっても違います。

 

ですので、

画質はもうどのメーカーでもほとんど変わらないということです。

小さな差です。

 

 

画質の差はメーカー毎にほとんど差はありませんが、

 

・メンテナンスが親切かどうか、

・維持費(保守料)はいくらかかるか、

・使い勝手の良さ、

・操作は、日本語か英語か、

 

などは、メーカーの差が大きいです。

 

メーカー毎の差が大きいもの
  • 操作ボタンの言語(日本語か英語か)
  • メンテナンスが親切かどうか
  • 本体の値段
  • 維持費(=保守料)はいくらか
  • MRIは、シールド工事の値段も差があり
メーカー毎の差が小さいもの
  • 画質!

 

「自分は画質にこだわる!」という先生も見えるかもしれません

優秀な先生で信頼して診てもらえる先生だと思います。

が、クリニック経営には正直向いていないかもしれません

  • 画質以外の部分でメーカーを決めるのがプロ経営者

 

これまた主観ですが、それぞれのメーカーの印象をまとめてみました。

医療画像メーカーの種類

  • シーメンス
  • フィリップス
  • GE
  • 日立
  • 東芝(キャノン)
  • 島津製作所
  • 富士フィルム
  • コニカ

医療画像メーカーはたくさんあるようで、それぞれ特徴があり、すぐに覚えられます。

 

海外メーカー

  • シーメンス  (ドイツ)
  • フィリップス (オランダ)
  • GE                    (アメリカ)

CTでもMRIでも、海外メーカーの方が一般に高級で高価なものが多いです。

その中でもやっぱり、シーメンスが医療画像メーカーの王様 です。

画質は良いですが、操作はすべて英語というのがデメリットです。

 

シーメンス :MRI 業界の王様

シーメンス(=Siemens社)はドイツの会社です。

世界最高のMRIメーカーと言えばシーメンスです。とにかく画質が良いことと、アプリ(撮影の方法)が良いです。

MRIはアプリ次第で見えるものが変わってくるのですが、クリニックでは標準アプリ以外は不要です。

そもそも操作が英語なので、英語の機械をクリニックに導入するとなるとキツイです。

シーメンスのCTは、値段は高価ですが、普通のCT です。

シーメンスの血管撮影装置もとても優秀で、Roadmapアプリが超有能なのですが、血管撮影装置の患者台の上げ下げをするときにレバーが壊れそうになります(マニアックな話です)。

 

フィリップス :バランス型外資系

フィリップスはオランダのメーカーです。

家電量販店では、フィリップスのヒゲ剃りをよく見かけると思います。

フィリップスは医療画像メーカーとしてはバランスが良く、エックス線を使ったものは見やすいです。

特にフィリップスのCTでは見たい部分をバシっと見せてくれます。

また血管撮影装置も見やすくて操作性も良く、アプリも充実しています。

 

 

GE :総合機械メーカー

GE(=ゼネラル・エレクトリック社)は、アメリカの総合機械メーカーです。

GEは、主に、飛行機のエンジンや、火力発電などを作ったりしています。

大型の機械メーカーが医療機器を作った訳です。

日本で言う東芝が、アメリカのGE、というイメージです。

GEは、CTの画質が素晴らしく良いです。1mm未満の血管でも、元画像ならしっかり追えます

血管撮影装置は、GEのアンギオマシンが最も操作が簡単です。操作ボタンも敢えて少なく作られてます。

 

国内メーカー

  • 日立
  • 東芝(キャノン)
  • 島津製作所
  • 富士フィルム
  • コニカ

国内メーカーのメリットと言えば、操作性、機械の値段、メンテナンス、です。

クルマを買うときも国産車は、同じようなメリットを感じますよね。

国内メーカーのメリット
  • 操作性が良い
  • 機械が安い
  • メンテナンスが親切

 

日立 :クリニックにオススメ

日立と言えば白物家電(冷蔵庫、洗濯機)です。

家電でロゴになじみがあるため、クリニックで見かけるとちょっとほっこりして温かみのあるイメージです。

医療画像としては、日立は MRI が秀逸 です。

0.5テスラくらいのクリニック向けのMRIから、3テスラの病院向けMRIまですべて作っています。

大学病院などでは、術中に撮影できる「日立製の手術室MRI」も導入しています。

クリニックとしても値段もお手頃で、国内メーカーのため価格交渉もしやすいです。

クリニック向けの新型MRI(1.5テスラ)も発売したばかり。注目度は高いです。

ちなみにCTは普通のCTです。

 

東芝(キャノン) :CTと言えば東芝

東芝と言えば、日本を代表する大手電機メーカーです。

ただ、東芝本体の業績不振のため、東芝メディカル(東芝の医療部門)がキャノンの傘下となりました。

社名変更や内部システム統一のバタバタがようやく収まってきたという感じです。

機械自体はとても良く、特にCTは「世界初の320列CT」を先駆けて発売しており、「CTの東芝」をイメージ付けました。

ちなみにCTの画質は、個人的にはGEの方が好みです。

東芝の血管撮影装置は、循環器分野ではよく導入されていますが、使い勝手は他のメーカーの方が感覚的に操作できます。

 

島津製作所 :線量測定のプロ

島津製作所は、医療業界では血管撮影装置のイメージです。

実際は、線量測定でいろんな医療機関がお世話になっているのではないでしょうか。

線量測定は、特別な機械を使うため、コストがそれなりにかかります(年間10万円くらい)。

他のメーカーでは、レントゲン装置やCTなどを売っても、線量測定の機械を持っていなかったりします。

そうするとメンテナンス代で、線量測定の部分が高くついたりします。

その場合は、線量測定の部分だけを島津製作所にまかせてみてはどうでしょうか。

  • 線量測定だけを島津製作所にまかせる経営戦略もアリ

 

ちなみに島津製作所は、ノーベル賞の田中耕一さんを輩出しています。

線量測定
  • 放射線機器を持つと、年2回の線量測定をしなければいけません
  • 線量測定の依頼は、年間10万円が相場です

 

まとめ

  • お金があれば、海外メーカー
  • クリニックは国産メーカーを選択、特に日立
  • 線量測定は、島津製作所との相見積もりを

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