結論:医療機関は、クレジット手数料が相対的に安い
令和は、キャッシュレスの時代とも言えます。
クリニック・医療機関の経営者は、キャッシュレスの時代に合わせた動きをしていくべきです。
要約
- 普通は3%の手数料が、医療機関は実質1%です
目次
現在のキャッシュレス決済の方法
- クレジットカード
- QR決済
今まではクレジットカードが主流でした。
QR決済が入ってきた事が令和時代の特徴です。
QR決済は導入が簡単
- クレジットカードよりも、簡単に導入できます
QR決済をした場合、どのように日計表に反映させていくのかが、課題になります。
お年寄りはクレジットカードが主流
- 保険医療機関では、お年寄りが多いです
- お年寄りには、QR決済はやっぱり難しい様子です
お年寄りはQR決済はできない方が多いです。
この傾向はしばらくの間、維持されると思います。
クレジット決済の手数料は、事業者が負担する
- クレジットで決済した場合、事業者の利益が減ります
- どの会社を利用するかによりますが、手数料はだいたい2~3%です
医療機関がクレカ決済を導入した方が良い理由
- 医療機関は、実際の手数料が、他の事業者に比べて少ないからです
医療機関は実質1%程度の手数料
医療機関では、3割負担の3%、とすると、実質、約1%程度の手数料負担に圧縮できます。
1割負担の後期高齢者であれば、たった0.3% の手数料負担で、クレジット決済できます。
保険診療と相性が良いクレカ決済
- 導入しない選択は考えにくいです
クレジットカードのシェア
- VISA (6割)
- Master(3割)
- JCB・アメックス・ダイナーズ(残り)
仲介業者は、VISAとMasterのみカバーできればOKです。
JCB以下は不要です。
VISAとマスターのみあれば他は不要
- 困った事はありません
- JCB、アメックスを持っている人は、VISAかマスターを持っています
医療機関はキャッシュレス還元事業は対象外
- 保険医療機関は、キャッシュレス還元事業を申請できません
- 自費診療・自由診療の分も還元はされません
保険医療機関は、自費診療でも対象外
保険医療機関であれば、自費診療部分でも、キャッシュレス還元事業の対象外です。
経産省のHPのスライドの6ページ目に記載があります。
すべての保険医療機関は、
キャッシュレス還元事業の対象外なので、
保険医療機関の中で自費診療を行っていても、
自費診療分もキャッシュレス還元事業の対象外となります。
参考 キャッシュレス還元事業経済産業省
クリニック経営者・事務長・コンサル向け
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まとめ
- 保険診療と相性の良いクレカ決済を是非導入しよう
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