都会の開業で絶好の土地
- 都会開業なら、駅ビル または 大きな駅の隣のビル が大原則です
- 都会で駅から遠いのは論外です(整形・脳外科は除く)
田舎や郊外の開業で絶好の土地
- 田舎開業なら、人口に対して、診療所の少ないところがベスト
田舎や郊外での開業に適した立地は、人口に対して診療所が少ないこと、が条件になります。
つまり競合が少ない事が条件です。どんな商売でも超当たり前です。
どんなに良いクリニックで、実力もあり、誘導も上手であったとしても、クリニックの数が多ければ上手くいかない可能性があります。
警告
どんなに実力があっても、近隣に競合がひとつあるだけで収益化できない可能性あり
競合があると、閉院には至らなくても、思ったより収益が上がらない事は十分あります。
それだけ、同系統のクリニックがひとつあるのか、ふたつあるのか、という1個の違いが大きいのです。
逆に、近隣に他のクリニックがなければ、接遇が少々良くなかったり、実力が不十分でも、大きく収益化する事ができます。
一次医療圏に1万人住んでいるか? 調査してもらおう
- 半径1kmに1万人住んでいないと厳しい
(さすがに田舎すぎる) - 内科で成功するなら1km以内に内科1個までは可
- 整形で成功するなら2km以内に整形1個までは可
- 皮膚科・耳鼻科・眼科で成功するなら
3km以内に同じ科が1個までは可
- 診療圏調査は、コンサルか卸(おろし)に言えば、すぐやってくれます
- 大事なのは、その数字でどういう判断をするかです
基本的にはどの商売も同じです。ある範囲当たりに住んでいる人口を表します。
診療圏 = 商圏
- 一次医療圏 = 1km以内に何人住んでいるか
- 二次医療圏 = 2km以内に何人住んでいるか
目安としては、一次医療圏に1万人の人口、というのが目安です。
高齢者の割合も大切かもしれませんが、時間が経過するとみんな高齢者になるので絶対数だけでOKです。
調べ方は、一緒に組んでいるコンサルか卸に調査してもらいます。
コンサルはいちいちお金がかかるかもしれません。
卸は無料でやってくれますが、後々、その卸を使わないとなんとなく気まずい空気になります。
まとめ
- 一次医療圏に1万人住んでいないとさすがに田舎すぎる
- 内科は競合が多い
- 整形・皮膚・耳鼻・眼科 は3kmに自分のクリニックしかなければ無双
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