結論:月初は多い、月末は少ない
多くのビジネスがそうなのですが。
患者さんやお客さんは、"月初に多く、月末に少ない" という傾向があります。
目次
一般ビジネスも、医療も、人の流れは同じ
- 一般のビジネスでも、月初が勝負です
- 月末は流し運転しつつ、内部を見直す時期です
一般のビジネス、小売店でも、同じ流れなんですね。
リセットされる商売は、月初に収益
アプリのゲームは、月が替わると課金内容が一旦リセットされたりしますよね。
サブスクリプションも月初に収益
- 流行りのサブスクリプションサービスも、月初に収益が確定します
クリニックの月初は鬼忙しい
- 患者さんが多い時期と、レセプトの提出期限と重なるからです
クリニックは一般の勤務と比べて、月初がスーパー忙しいです。
年金と、生保支給日に患者さんが増える
- 年金支給日は、偶数月の15日
- 生活保護支給日は、毎月1日~4日
年金は隔月、生活保護支給は毎月です。
月初・15日に振り込まれます。
月末は各企業が、〆勤務で忙しく、社会保険の患者さんはやや少ない傾向です。
医療事務は、一般企業の事務よりも拘束
医療事務は、資格仕事であり、女性に人気の職業です。
ユーキャンなどの通信講座でも、医療事務は人気があります。
しかし、医療事務の資格を取得して、いざはじめてみると
- こんなはずじゃなかった・・・
と思う医療事務の方は多いと思います。
その理由は、この月初にもひとつあると思います。
職員を月初から守ろう
- ただでさえ、中休みが長いクリニックです
- 月初のレセチェックから職員を守る仕組みづくりを工夫しましょう
ビジネスは "ニッパチ" が暇
- ビジネスは、2月&8月(いわゆるニッパチ)が暇なんです
どのビジネスもそうなんですが、ニッパチが暇、という傾向があります。
開業1年目の2月や8月は特に影響を受けます。
この時は、"自然な押し目" と思ってください。
また、月が変われば上昇していきます。
月初の魔物からクリニック職員を守るために
- ふだんからレセプトチェックを行い、見直しは要点のみにしましょう
毎回、全例見直すのは患者さんが多くなってくる3年目以降はとても無理です。
1-2年目のうちに、なるべく効率的なレセプトチェックの方法を編みだしておきましょう。
クリニック経営者・事務長・コンサル向け
クリニック収益化ノウハウ(基本編)
ひとつのアイデアに特化した本です
- このビジネスモデルだけでも一生食べていけると思います
開業医になりたい方はこちらの記事もどうぞ
開業医になるという事は、ウソをつき続けるということ【ワンパターン】最後に大切なこと
- 月初は患者さんは多い
- 月末は少ない
- 集患しながら、レセプトチェックのシステム確立をしていく
他のビジネスと医療・クリニックの患者さんの流れが同じ、と知ると、ますます、一般企業に寄せた経営や作戦が望まれますよね。
また、集患も大切ですが、医療事務員の扱いを含めた勤怠管理はとても大切です。
患者さんが多くなれば尚更です。
職員が少ない労力で長続きするようなレセプトチェックシステムが求められます。
まとめ
- クリニックは、一般ビジネスと人の流れが似ている
- 多くのビジネスが月初が勝負
- 月末は内部の見直し
コメントを残す