クリニックにおいて広告は重要です。しかし、お金をかけたらキリがありません。
また、どのような標榜科か、立地はどうか、と言った要素で有効な広告のカタチが違います。
目次
駅ビル開業ならネット広告、田舎の開業は看板広告
当たり前ですが、駅ビルの中や都会での開業であればネットでの広告が有効です。
一方、田舎では看板広告が有効です。
ネット広告では、ホームページだけでなく、Facebookの広告や、Facebookのビジネスアカウントの作成、インスタグラムのページ作成、ツイッター、LINE@、ブログ、などがあります。
またリスティングと言って、検索ページの上位に挙がってくるようにしてくれる広告形態もあります。
いずれもネット媒体の広告は、特に駅直結の競争が激しく潜在的な患者数の多いビル開業で力を発揮します。
田舎では、看板広告になりますが、大きさと場所と見える向きが重要なポイントになってきます。
助手ちゃん
ごま氏
ネット広告はたくさん見かけるだけで安心して受診できる
広告のガイドライン的に誇張表現はNGです。
しかしネット広告は、たくさん目にするクリニックはひとつひとつが誇張表現された広告でなくとも、親近感が沸き、受診しようと思ったときに、脳内でリスティングされています。
ビル開業や都会での開業では、ネットのリテラシーが高い受診者が多いため、ネットによる広告展開がとても有効です。
またビル開業で看板を駅に出そうと思っても月額が高額になってしまいます。
結果としてネット広告を選択せざるを得ない、ということにもなります。
助手ちゃん
ごま氏
お年寄り同士の集まりによるクチコミがないからSNS頼みだったりするしね
Facebookページは1日200円から宣伝できる
Facebookのビジネスアカウントを無料で作成して、そのページを宣伝することができます。
1日何人に表示させるかで、1日の予算が変わってきます。
Facebookではビジネスアカウントの「ページ宣伝」タブからこんな風に予算を選べます↓↓
印象としては、「天下のFacebookに掲載される割に安い」というのが印象ではないでしょうか。
都会の開業では1日1700円の広告費(2019年5月現在)をかけても十分だと思います。
Facebookに掲載されているだけで安心感を与える事ができます。
広告のガイドラインも不安、ということであれば、スタッフ募集ページのためのビジネスアカウントを広告するというのも手だと思います。
個人的にはだいぶ割安感があるため、今後は徐々にFacebookの広告単価が上昇してくるかもしれません。
助手ちゃん
ごま氏
看板広告は値段の差が激しく、基本 値切れる
建築に関しては、相見積もり出して、ただただ安いところにすると、工事が雑だったりして、耐久性の点など、あとあと困る事になるかもしれません。
しかし、看板広告は、安かろう悪かろうという事は基本的にないので、純粋に安ければ得です。
基本的に看板を作成する代金(初回の1回のみ支払い)と、月々の維持費(毎月かかる)があります。
看板の作成費用についてはサイズによります。道路に普通にあるもので10万程度、大きいものだと60-70万かかります。
維持費は、地方で月1万未満の事が多いです。月1万超えたら高いと思いましょう。
電柱広告は1本で月1000円です。
これらも広告会社は相見積もりを取る事でその地域の値段がわかってきます。
看板広告はほとんど言い値なので本当の値段はあってないようなものだと思います。
助手ちゃん
ごま氏
看板屋のスタッフには要注意
看板屋自体に悪いひとはいないと思うのですが、後ろで地域にいる反社会的勢力とつながっている事は多々あります。
また町の地図屋さん、みたいな感じで登場する人もよく見てみると反社の関係の人だったりします。
月額2000-3000円だからと言って、町の地図屋さんでも初めに契約してしまうと抜けられません。
向こうからの提案は、なるべく初めは「全部断る」というスタンスでも良いのだと思います。
助手ちゃん
ごま氏
ホームページ業者こそ値段に差がある
よく言われることですが、ホームページ業者こそ値段に差があります。
中途半端に大きい企業だとホームページのプラットフォームごと買わないといけないので異常に高くつきます。
いかに安く、集患できるホームページを作れる業者を探すかが課題です。
競合しない地区や競合しない科の先輩開業医のドクターから、ホームページの業者について聞いてみましょう。
助手ちゃん
ごま氏
気を付けよう
まとめ
- 都会での開業ならネット広告
- 田舎や郊外の開業なら看板広告
- ホームページ制作業者の値段は様々
- 看板屋は反社の可能性も少なくはない
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