結論:テレワークで経営者の意思をスキマ時間に伝えられる
新型コロナウィルスの流行で、テレワークを余儀なくされた時代。
クリニックでもテレワークを導入すると、
新しい企画がどんどん発信でき、カスタマー(患者さん)を増やす事ができます。
クリニックにおけるテレワークとは、
「経営者の今後の方針、細かい指示のすり合わせを、
出勤前にクラウド上でやっておく」事なのです。
意思決定と遂行のスピードが格段に上がります。
- クリニック経営者は、日勤帯はドクターとして誰よりも忙しく動きます
- 指示を出している暇はないのです
- 指示が出ていない間、スタッフは上手に動く事ができません
目次
テレワークで1番はじめやすいのはSlack
- Slack(スラック)が1番はじめやすい
経営者、とりわけ医者であれば国語が上手です。
経営者は、文章で指示する方が元々得意なのです。
テレワークを導入するときは、
ビデオ会議から導入するのではなく、
テキストベースのシステムから
導入するのが良いです。
- テキストベースのテレワークアプリの大本命が、Slack
当院での使用例
左の画面にチャンネル(話題・案件)。
右の画面はチャットです。
slack(スラック)のスピード感はやみつき
- slackのイメージは、「LINEのグループトーク」
- LINEよりもスピード感があります
スラックはビジネスチャットアプリです。
テレワークの中で、最もスタートしやすいアプリです。
テキストチャットですが、
経営企画を手伝ってくれてるスタッフに指示を出すのに良いです。
ちょっとした調べものなどの指示を出しておくのも良いです。
https://twitter.com/xHyUBw3h3FLcyqT/status/1244952474911301632
Slackでスタッフの指示出しが適切にできる
- 機械的に指示できるようになります
- スタッフへの注意に他意がなくなります
- スタッフへ指示しやすくなります
- 思いついた時に指示できます
経営者は、人に指示する時に、気を使ったりもするものです。
しかし、気を遣う事と、適切な指示を出せる事は別物です。
どちらかと言うと、ズバッと言った方が指示は通りやすいです。
Slack はズバッと指示を出しても、
機械的に見えるので、
直接伝えるよりも、嫌味なく適切に指示を伝える事ができます。
- 「無機質で適切な指示」を出せます
Slackの導入には3段階を経験する
- スタッフと一緒に「自分たちが変化していく」事を楽しみましょう
導入すると、3つの段階を経験していきます。
導入前は、非効率で生産性も低かったです。
特にクリニックのような、
- 経営者の想いが重要視
- 経営者がプレイヤーでもある
という業種では、
意思決定と実行に時間がかかります。
やりたいことを実行するのに時間ばかりかかっていきます。
スタッフの休息時間を奪う事は決して、してはいけません。
スタッフ側も、システムに上手に順応していくのです。
スラックのメリット
- 同時に複数個の案件が処理しやすい
- 案件ごとに話題が細かく区切れる
- 思いついた時に指示できる
- 職場のメアドでOK
スラックのデメリット
- 慣れるまで画面がごちゃごちゃ
- スタッフのプライベート時間に指示が来てしまう
- 経営者に気軽に提案できてしまう
スタッフは、自分の休み時間にも指示が来るため、
プレッシャーに感じるかもしれませんが、
「時間帯ミュート機能」があるので大丈夫です。
退勤したら、お知らせをOFFしてもらえば、
そのスタッフはSlackの指示が気になりません。
(人によりますが・・)
スラックの最大のデメリットは、経営者への口出し
スラックは良くも悪くも、ビジネスチャットです。
チャットなのでちょっとフランクです。
ですので、
経営者が熟慮して決めた決定や指示に対して、
スタッフが簡単に意見できてしまうようになります。
そうすると、
意思決定が遅くなり、
全体のパフォーマンスが下がります。
何のためのクラウドチャットの導入かわかりません。
発言する人は1人か2人くらいに留め、
あとは敢えて「見る専」にしておいた方が
無難な運用ができます。
- 見る専=見るだけの人
- 見る専だけでも、どういう風に意思決定されたのかが把握できます
- 経営者の細かいニュアンスをくみ取ってくれます
LINEとslackの違いは?
- slackは話題や案件を区切れる
(複数のプロジェクトを並行できる) - プライベートと仕事を切り離せる
LINEアカウントは、もはや個人のメールボックスです。
個人のメールボックスを使って仕事をやるべきではありません。
slackでは、個人のプライベートアカウントとは切り離せます。
Slackのリテラシーは令和時代の必須スキル
新型コロナウィルスの前後で、同時接続が爆増しています。
いわゆる「コロナきっかけで儲かった企業」です。
slackは世界1200万人以上の同時ログイン
使用目的をよく考える
Slackを始める前に使用目的をよく考えましょう。
あくまでも、
- 社内における意思決定と指示出し
として、使用するのが良いように思います。
社外の人間とスラックをやるのは、
あまり馴染まないように思います。
- チャット形式なので、会話に固さがあまりありません
- 挨拶ができないので、取引先とのやり取りは不向きです
テレワークアプリ
おすすめ3つ
- Slack
- Zoom
- Googleドライブ
当院では上記3つを使っています。
慣れないうちは、
「個人情報以外のやり取り」
をして経験を積みましょう。
Web会議アプリ一覧
- WebEx
- Hangout Meet
- Teams
- Zoom
- Slack
- Skype
MITAさんのツイートです。
https://twitter.com/lixnect/status/1245711603879690241
いろいろな意見がありますが、
当院では、Slack 推しです。
新しい事に挑戦しろ
- 開業医は同じことの繰り返し
- 少しでも新しい刺激を探そう
そもそも開業医は、毎日が同じ生活です。
新しいことに挑戦しないと飽きますし、
時代に順応しない化石クリニックに対しては、
患者さんも、
- ここで最新医療を期待するのは難しいかな・・・
と感じ、どんどん人が離れていきます。
お年寄りは新しいクリニックに行きたがる
- お年寄りは、古いクリニックから離れようとします
(意外ですが) - お年寄りが集まると、新しくできたクリニックの話ばかりしています
お年寄りの患者さんも、通い慣れた古いクリニックから、簡単にスッと離れていきます。
「慣れあい」や「義理」よりも、「自分の健康」の優先順位が高いんです。
- お年寄りは、意外と新しい医療をやっている病院に行き
- おじいちゃん先生は、「上手い事言われて患者さんを取られた!」と攻撃してきます
- でもおじいちゃん先生は発信できないので、誰にも届きませんし、刺さりません
- 自分のクリニックも、いずれ後発の新しいクリニックができます
- 患者さんに離れられないよう、鮮度を保ち続け、アピールすることが大切です
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開業医になりたい方はこちらの記事もどうぞ
開業医になるという事は、ウソをつき続けるということ【ワンパターン】
まとめ
- テレワークに対応しよう
- Slackからスタートするのが無難
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