流行る院長は、"予習" をして "提案" する
目次
「怒らない先生」は今や当たり前
- 昔は「怒らない」だけでクリニックは流行っていた
- 今の先生は、みんな怒りません
- 「怒らない先生」だけでは、差はつきません
流行るクリニックの先生と言えば、昔は「怒らない先生」でした。
でもそんなのは基本中の基本です。
今、患者さんをたくさん集めている先生は、「事前に予習をする先生」なんです。
診察の前日にキチンと「予習」をして、診察時に「提案」をする事が集患では大切なのです。
「どれだけその患者さんの事を考えているかをアピールできるか」で勝負が決まります。
実際に患者さんの事を診療時間外に十分考えてあげて予習すればきっと患者さんが着いてきます。
- 流行るクリニックは、先生が ”予習” して "提案" します
予習をする先生には患者さんが集まる
予習をする先生には患者さんが自然と集まってきます。
これは、理由は2つあります。ひとつは、予習のおかげで、診察時に良い提案ができているからです。
もうひとつは、診療時間外に患者さんの事を考えてくれていると、その患者さんは感動するからです。
これは誰でも出来て特別な費用もいらない集患になるのでとてもコスパが良いです。
- 低コストで爆益が上がり、患者数(フォロワー数)はその後の資産になります
助手ちゃん
ごま氏
前回の会話も覚えて次回にその続きができるとベストだね
患者さんは本当に離れなくなるよ
「怒らない先生」は基本スペック
- 「怒らない」のは、流行るクリニックなら「当たり前」
昔の先生はよく患者さんを叱っていたそうです。
怒ると通院しなくなる可能性もあるのに、考えられません。
怒る場合はもしあったとしてもきちんと怒る理由がなくてはいけません。
ごま氏
変な先生には患者は集まらない
当たり前ですが、変な先生のところには患者さんは集まりません。
ただ、変かどうかは自分ではわからなかったりするんです。
商売でグンと突き抜けるには空気を読まない事も必要かもしれませんが、クリニック経営の集患に関しては、細かな配慮や空気が読めることがとても大切になってきます。
変な先生とは、例えば、失言が多い、患者さんに横柄に対応する、専門科に紹介するべきを患者さんをなかなか紹介しない、自分の診断や治療に対するこだわりが強すぎる、など、数え上げたらキリがありません。
- 失言が多い
- 患者さんに横柄
- スタッフに横柄
- 専門科に紹介するべき患者さんを、なかなか紹介しない
- 自分の診療と治療にこだわりが強い
- 患者さんの解釈を否定する
- 患者さんの解釈が誤っていると感じても否定すると、通院しなくなります
- 人の体なので実際に、何があるかはわかりません
- 患者さんは病気への解釈が間違っていても、「こうして欲しい」という希望があります
患者をしかる先生には患者は集まらない
患者さんに強く指導することは昔は医師の大事な仕事でした。
今は、わかりやすく言うと「患者さんをしかってはいけません」。
患者さんは「怒られた」と解釈して、クチコミを広める事が多いから強めの指導はリスクが高いです。
良い提案をするためには予習は欠かせない
目の前の患者さんに最善の提案をするためには、診療時間外の予習が不可欠です。
なるべく次回予約を入れて、「次までに考えておきますね」と言って自分にプレッシャーをかけることです。
そして次回診察時に、「前回の事でずっと考えてたんだけど」というアピールを欠かさずにしましょう。
助手ちゃん
ごま氏
良いクチコミは、センスある提案から
良いクチコミがそもそもどうやって作られるのでしょうか。
これは、先生がどれだけその患者さんの事を考えているかをアピールできるかによります。
抽象的な良い印象をコツコツと与えていくしかありません。
- 患者さんの困っている悩みを深掘りして聞く
- 患者さんの悩みに対してセンスある提案ができる
良い印象を与え続けるには「患者さんの困っている悩みを聞く」ということと「悩みに対してセンスある提案をできる」ことだと思います。
患者さんの悩みは、その場で聞いてすぐ答えが出るような安易な悩みではないことが多いです。
簡単な悩みなら、患者さん自身ですぐ解決できると思います。
お医者さんが一生懸命考えても、少し時間がかかる悩みだと思います。
であれば、「次回までにまた考えときますね」と少し時間をもらって、次の外来受診まで間をおきましょう。
そして、次回受診時に「いろいろ考えてみたんですけどね・・・」と切り出してみましょう。
「自分を診察していない時間にも自分の事を考えていてくれた!」と、きっと感激されると思います。
患者さんも嬉しくて「○○先生に考えてもらって」と他の人に良い評判を言ってくれるでしょう。
その積み重ねが、信頼関係を作り、時間をかけて良いクチコミにつながったりしていきます。
- 診療時間外にも、その患者さんの事を考えていたという旨をきちんとアピールしておく事が大切
- 信頼関係を構築しやすい
助手ちゃん
ごま氏
どれだけ広告を打ってもクチコミにはかなわない
医療の商圏はその地域だけです。
ネット産業、ITビジネスのように、広い領域での商圏ではありません。
つまり、お客さん同士はリアルでつながっていると考えた方が無難です。
良い評判も悪い評判も直接的なクチコミで広まり、その拡散速度はSNSより早く、情報源の顔が見える分、確からしい情報として広まっていきます。
つまり、ひとりひとり、同じように丁寧な診療や対応を心掛け、例外があってはいけないということです。
助手ちゃん
ごま氏
どのタイミングでもチャンスとリスクがあると考えた方がいいよね
まとめ
- 流行るクリニックは、予習をしている
- 流行るクリニックづくりはクチコミが大事
- 良いクチコミを得るには、良い提案をしてあげること
- 良い提案をするためには予習が不可欠
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