最小限の労力で、保険点数の最大限の算定をすることがクリニックの維持には不可欠です。
クリニックのリハビリを知らないと、開業のための事業計画すらできません。
そもそも外来リハで何やるかわからない方は先にコチラ
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【勤務医は意外と知らない】クリニックのリハビリって何?目次
必要最小限の書類は2つだけ
- リハビリテーション実施計画書
- 評価表
リハビリテーション総合実施計画書(通称:リハ計画書)は、厚労省指定のフォームがあります。
評価表は、指定のフォームはありません。クリニック毎に手作りします。
MEMO
- リハビリテーション総合実施計画書 は、厚労省指定のフォームあり
外来リハの流れ & 必要書類
リハ開始 初日
- リハビリテーション総合実施計画書のみ
- リハ計画書の算定には、カンファレンスが必要
- 実際は初回はカンファができないので算定はできない
- 無理に算定すると、保険審査で引っ掛かる
リハ開始2か月後
- リハビリテーション総合実施計画書
- 評価表
- リハカンファ記録
- リハビリテーション総合実施計画書を初めて算定するのは
開始2か月後のタイミングが多い - 評価表のフォームは自由
- リハカンファ記録はカルテ内でOK
- あとは、このセットが2か月毎に継続
リハ開始4か月後
- リハビリテーション総合実施計画書
- 評価表
- リハカンファ記録
リハ開始6か月後
- リハビリテーション総合実施計画書
- 評価表
- リハカンファ記録
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どこかでリハ終了
リハ計画書は、300点(2か月に1回)
- リハ計画書料は、2か月に1回、300点を算定できる
- 2か月に1回、患者さんの負担が増額するので
あらかじめお伝えしておく必要がある - リハ計画書料を算定するには、
併せて評価表の作成が必要
リハ計画書の保存
STEP.1
作って
厚労省指定のフォーム
STEP.2
渡して
ドクターと患者さんのサインも頂く
STEP.3
スキャンする
評価表は無料で作成しないといけない
- 評価表も2か月に1回、作成しないといけない
- 評価表は、リハ計画書料を算定するために必要
- リハ計画書と評価表をワンセットと考える
- 評価表に指定のフォームはないので手作りする
毎回のリハ記録・カンファ記録があれば完璧
- リハ計画書と評価表に加えて、リハカンファ記録も必要
- あとは毎回のリハ記録があれば完璧
- リハ記録には起算日と疾患名を毎回書く
(疾患名は毎回2号紙に書く)
疾患名を毎回2号紙(請求の用紙)に記載する、というのが審査会から指摘されやすい点です。
やっていないと、ある時 突然、大勢の患者さんの返戻を受ける事になります・
外来リハで必要な書類と記載
- リハ計画書
- 評価表
- リハカンファ記録
- 毎回のリハ記録
目標管理設定シート(不要)
- 介護保険に移行せず医療保険でやっている患者さんが対象
- 50日以内に1回算定
- 運動器では発症から150日以内(急性期)に3回 算定できる
- 初回270点、2回目以降100点
慣れないうちは介護保険を持っている患者さんのリハビリは避けましょう。
慣れてきたら介護保険の患者さんのリハをやりながら、デイケアセンターを自前で作る事も視野に入れて事業拡大のチャンスを虎視眈々と狙いましょう。
↓↓クリニックリハビリの過去記事をupしました↓↓
【勤務医は意外と知らない】クリニックのリハビリって何? 【リハビリで稼ぐ!】ウォーターベッドと電気治療はどっちが良いの?
まとめ
- 2か月に1回の書類 を点数算定のためキチンと準備する
- 外来リハを持つと2か月に1回は忙しい
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