お金は余裕を持って借りよう
医者はお金を借りる事に慣れていません。
なんなら、良い教育を受けてきた優等生であるため、"お金を借りる事は悪いこと" っていうイメージが刷り込まれているかもしれません。
目次
開業前にドカンと借りるのが原則
- 開業後に借りようと思うと銀行からのクリニックの評価が下がります
- 開業後に借りる場合は、苦しい時だからです
お金は余裕を持って借りましょう。
間違っても、"苦しくなってから追加融資" という考え方を持ってはいけません。
融資は1.5億までが安全ライン
- 1.5億あれば、ほとんどのクリニックは完成します
- 2億いってしまう場合は、根本的にムダがあります
開業3か月以降に借りると試算表が必要
- 開業3か月以降の会計が早速黒字化している訳がありません
- でも、開業後の数字を銀行に提出しないと融資が受けられません
試算表って何?
- クリニックの会計の帳簿と思ってください
融資を受けるメリットは"信用を築くこと"
- 融資を受けて、正しく返済する事で、社会的信用を積めます
社会的信用を積む方法って実はあんまりありません。
良いビジネスだね、良いクリニックだね、って言われても、数字以外の評価だと非常に曖昧ですよね。
でも、"何億借りて、何年でキッチリ返済した実績がある" ってわかりやすい評価ですよね。
金融機関から追加融資を受ける時も、支店長が本部に説明しやすい実績ですよね。
普通にやっても社会的信用はなかなか積めない
- "融資を受けて正しく返す" 以外に信用を積む方法は少ないです
お金を借りない人は実績がつきにくい
- 融資を受けない人は社会的信用が評価されづらいです
- 融資を受けて、信用を数字で示しましょう
- 融資を受けて返済するまでが1セットです
お金を借りる事は良い事です。
幼少期に受けた優等生教育は、この局面では一旦忘れましょう。
お金を借りない人に、信用がつく訳ないんです。
資金調達を上手にしたことも後から評価される
- 融資を受ける事は、メリットが大きいと認識しましょう
借りる条件をこちらから提案しろ!
- 売り上げ金を直接回収に来てもらう条件をつける
- 融資を受ける銀行はこちらで選べます
- そもそも相見積もりを取るのは基本
融資をしたい銀行はいっぱい寄ってきます。
その銀行の中でどれにするのかは、経営者が決めればいいんです。
決める時の条件は、金利と、売上を直接クリニックまで取りに来てくれること、の2つです。
銀行を選択する条件
- 金利
- 直接、売上をクリニックまで回収しに来てくれるか
MEMO
- 週2日くらい銀行員がクリニックに来る流れを作ろう
- 自然と街の生きた情報、トレンドがいち早く回ってきます
- クリニックにいるだけで情報が入るので効率的です
お金は借りまくって、返しまくれ!
- じゃんじゃんお金を回して人の往来を作ろう
- 新しいビジネス・新しい情報がどんどん回ってきます
お金が循環する事業所には、地域の銀行員をはじめ、いろんな人が出入りします。
お話を丁寧に聞くことで、その街における新規開業の情報や、新しい道路ができる情報、どこのエリアの人口が増えているのかを耳学問できます。
一般論はネットに落ちていますけど。
街の生きた情報って、ネットには流通してないんですよね。
融資を受けて正しく返済する事で、どんどん情報通になって、その街を制していきましょう。
融資&返済のサイクルで情報を集めろ!
- 融資&返済を繰り返すと、街の生きた情報が自然と集まってきます
まとめ
- お金は初めにドカンと借りる
- 融資は高くても1.5億まで
- 融資を正しく返済すると、借りない人よりも、社会的信用・実績がグンとup
- 資金に困っていなくても、お金はどんどん借りて正しく返そう
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